
先日(2019.9.14)開催した「ロボット相撲ミニ大会」の様子をご紹介します。
「ロボット相撲ミニ大会」は日本から講師を招き開催したイベントです。
あいにく中学生はテスト直前だったのでなかなか参加するには厳しい日程でしたが、数名の中学生も参加してくれました。
「ロボット相撲ミニ大会」では、段ボールや割りばしなどで工作して相撲に強いロボットを作っていきます。
子どもたちの創意工夫が大いに発揮されるイベントです。

はじめてのことなので、どんなものを作ればいいのかな?と最初は戸惑いながらも作り始めた子どもたちでしたが、作っていくうちに興が乗ってきたようでみんなノリノリで作っていました。
事前に、相手をすくい上げるような工作をすると強くなるよと話はあったのですが、あまり聞いてないのか、作り始めたらカッコいいものを作りたくなったのか、アドバイス通りに作った生徒は少なかったですね(笑)
まあ、それも経験。
いろんなことを試行錯誤して体験しながら覚えていってくれれば良いことだと思います。

作ったらまずはどんな動きになるかチェックです。
ある生徒は、スタートボタンの上に段ボールを貼ったので、スタートボタンが押せないという失敗に気付いていました。
動きのチェックをしながら他の生徒とかるく勝負をしてみます。
そして自分のロボットをもう少し変えてみよう、というふうに改良を重ねて勝負に勝てるロボットに仕上げていきます。
このときの子どもたちの集中力はなかなかのものです。
他のことなど目に入らない様子で一心不乱にもくもくと工作をしていました。
工作してはチェックしてを繰り返しながら、みるみるうちにみんな個性のあるロボットに仕上がっていきました。

工作の時間が過ぎたら本番です。
本番は、勝ち抜き戦。
2人で勝負して勝った人はそのまま居残り、次の挑戦者が現れるという形式です。
5,6連勝する生徒も現れ、最高では10連勝くらいしたでしょうか。
勝負は1分間ですが、たいていの場合は数秒で決着がつくので、何番でも勝負をすることができます。
負けた生徒は、負けを克服するためにまた小さな改良を重ねて、挑戦者の列に並び対戦相手と勝負をしていきます。
全部で、50番ほどの勝負をしてきたでしょうか。
その中でもっとも勝利の多かった2名が選ばれ、決勝戦を行いました。
この2名は今回の参加者の中でもダントツで勝利数が多かった2名です。
3位の生徒と比べても倍は勝利を挙げていました。
まさしく、2大強豪が雌雄を決する大勝負です。

2人とも勝負の前に勝利を誓います。

手に汗を握る一進一退の攻防でした。
しかし力負けをしたのか、男の子の工作がクラッシュ!
今回の「ロボットミニ相撲大会」優勝に輝いたのは女の子の生徒でした!

優勝した生徒には賞状が授与されました。
おめでとう!!
事前に相手をすくい上げるような工作をすると強くなるよ、というヒントを忠実に守ってシンプルな工作をしての優勝です。
人のアドバイスはきちんと聞いていないとね、という教訓にもなりました(笑)

準優勝の生徒、そして3位の生徒まで賞状が授与されました。
子どもたちの満足度も高く楽しいイベントとなりました。
このイベントはまたいずれ開催をしてみたいと思いましたね。
次回大会が楽しみです。
このイベントは、One Step +αの「プログラミング道場」というコースのイベントでした。
体験会を毎月行っていますので、楽しそうだなー!と思った方はぜひ体験会にお越しください。
<今月の体験会情報>
9月22日(日) 13:00~14:30 ロボット制御「プログラミング道場」
体験料:700B
推奨学年:小1以上
9月29日(日) 13:00~14:30 Scratch「はじめてのプログラミング」
体験料:600B
推奨学年:小3以上(小1,2のお子様も体験は可能です)
※講座詳細はこちら
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