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プログラミングの話~子どもの将来に差がつく3大要素~

多くの人ができる英語 できる人の少ないプログラミング

小学生の習い事として、英語教育プログラミング教育に注目が集まっています。

どちらも大事な教育ですが、プログラミング教室の立場から言えば、

 

多くの人ができる英語よりも、できる人の少ないプログラミング

 

ではないかなと思います。

 

いま優秀なプログラマーが、日本でも世界でも足りていない状況です。

お子様が小学生なら今のうちからプログラミングに慣れ親しんでおけば、優秀なプログラマーになれる可能性もグーンと高くなるでしょう。

 

しかも、プログラマーは今後の人材不足が深刻になるのは確実な業界。

今の子どもたちが大人になるときはプログラミングができる人は好待遇の企業を選び放題になる可能性が高いです。

 

IT社会がもうすぐ訪れるこの時代の習い事は、プログラミングがベストチョイスである!・・・のかどうかを、これから検証してみたいと思います。

 

  

プログラミング学習における3大要素

さて今回は、「プログラミング教育の将来性」を三つの要点に絞ってお話してみたいと思います。

 

 

1つめのキーワードは「論理的思考を磨く」、2つめは「自主性・創造性」、3つめは「将来のビジネスチャンス」です。

 

 

1.論理的思考ってなに?

小学生のプログラミング教育必修化が2020年から始まりますが、その解説には必ずと言ってよいほど「論理的思考を磨く」といった文言が入っています。

 

「論理的思考」ってなんとなくは分かるけど、具体的に説明しようとするとなんだかよく分かりませんよね。

 

電子辞書Weblioによると、

"論理基づいて思考する能力(の高さ)という意味で用いられる表現道理筋道則って思考を巡らせて結論を導いたり、あるいは、複雑な事柄分かりやすく説明したりできる能力として主に捉えられる。英語の logical thinkingロジカルシンキング)の訳語としても用いられる。"

と説明されています。

 

うーん、分かったような分からないような・・・

 

3択塾選び問題

 

では、具体的に例を出してみましょう。

例えば、中学受験で有名私立中学に行きたい子どもがいたとします。

子どもに塾通いを始めさせますが、本人に決めさせたいと思います。

子どもが選んできた塾はどんな塾でしょうか?

 

A塾・・・中学受験の生徒を育てた経験が豊富だが少々古くて建物が汚い塾

B塾・・・中学受験のクラスはあるが指導経験のない新しくてきれいな塾

C塾・・・中学受験のクラスがあるか分からないが仲のいい友達の通っている塾

 

よく考えれば(よく考えなくても?)一択ですね。

しかし、子どもというのはそうはいきません。

この場合、CまたはBを選ぶ子供が多いでしょう。

 

これは「道理に則って結論を導く力」がまだ育っていないことが原因です。

 

 

C塾を選ぶ子ども

今回の塾選びにおける結論は、「有名私立中学校に合格する」ことです。

 

例えばここにC塾を選んだ子どもがいたとしましょう。

この子は、「中学受験を突破するには中学受験の勉強を教えてくれる塾に行くことが必要である」ということに思いが廻らず、「友達が通っている」という情報だけにしか目がいきませんでした。

 

「道理に則って結論を導く力」がまだ育っていないというわけです。

 

 

B塾を選ぶ子供

B塾を選ぶ可能性も高いですね。

これは大人でもそうかもしれません。

やはりきれいな塾のほうが感じが良いですから(笑)

 

しかし、これも道理に則って結論を導こうとする(論理的)とおかしいですよね。

 

「中学受験を教えた経験のない塾」「中学受験を教えた経験のある塾」よりも、有名私立中学校に合格する可能性を高くしてくれるとは考えにくいです。

 

「きれいで見た目が良い」という情報は、道理に則って結論を導こうとしたときには何の意味も持たない情報です。

 

「きれいで見た目の良い塾で勉強した」→「有名私立中学に合格した」

と言われて「やっぱり合格は、きれいな塾かどうかで決まるよね!」と思う人はいないでしょう。

 

「中学受験の豊富な塾で勉強した」→「有名私立中学に合格した」

これなら、「なるほどー、やっぱり経験豊富なところがいいよね」となりますね。

 

 

 

A塾を選ぶ子ども

論理的に考えれば「A塾」一択となるはずです。

 

「中学受験に合格するためには、中学受験を専門に教えてきた経験のある塾が良い」と考えることは、結論を導くのに最適な解答になりますね。

 

これが選べた子どもは、結論にどうすれば至ることができるのかをしっかりと見通す目を持っていると言えるでしょう。

 

もちろん現実には多くの情報があり総合的に考える必要がありますが、道理に則って結論を導こうとする力つまり「論理的思考力」を磨くことによって、余計な情報に惑わされず本質を見抜く力を養うことができるようになります。

 

 

 プログラミング教育では、この論理的思考力を磨くことができます。

 

 

2.主体性・創造性とはどういうこと?

次によく出てくるキーワードは、「主体性」「創造性」です。

 

まずは辞書から引用してみましょう。

主体性・・・自分意志判断によって、みずから責任をもって行動する態度性質。 

創造・・・それまでなかったものを初めてつくり出すこと。 

 

主体性をもっと簡単に言えば、やれ!と言われてやるのではなく、自分から進んでやる、ことをいいます。

創造性は、「想像」という言葉なら頭で思い描くだけのことですが、「創造」はまだ誰もつくっていないものを初めてつくりあげることです。

 

まだ誰も成し遂げていないことを初めて成し遂げる「創造」は、人から強制されてもできるようなことではありませんので、自らの意思で行動する「主体性」とセットで考える必要があります。

 

たとえば、先日小5の女の子がアプリを作ってプログラミングコンテストで優勝した話を記事にしました。

この子は、「アプリ作成のプログラミング」をして、その「デザイン」を考え、さらには「BGM」まで自作したそうです。

もちろん、これを誰かがやれ!と言って強制してやらせたわけではないでしょう。

きっと自ら進んでやっていたと思います。

 

「創造」するということ

「創造する」ことは根本的に楽しいことです。

 

自分が子どものころいろんなことを「想像して」夢の世界に没頭することができませんでしたか?

これは空想と呼ばれるものですが、「想像」は「創造」の一歩手前です。

 

それは「空想」になるかもしれませんが、もしかしたら「創造」することができかもしれません。

 

現実に「創造」することは難しいですが、コンピューター上でなら「創造」することができるかもしれません。

 

「シムシティ」や「マインクラフト」は、まさしく天地創造のゲームです。

多くの人がこのゲームに没頭してしまうのは、空想を脱して創造することができるからにほかなりません。

 

これは人間の本能といえるかもしれませんね。

「創造する」ことは、本能的に楽しいことなのです。

 

楽しいことだから、自ら進んで「主体性」をもって取り組んでいくことができます。

 

プログラミング教育では、主体性を持って行動する経験をたくさん積み、創造性を育んでいくことが可能になってきます。

 

 

3.IT活用でビジネスチャンスを増やせ

小学校プログラミング教育

文部科学省発表の「小学校プログラミング教育の手引き」によると、

「プログラミングに取り組むことを通じて、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を取得したりするといったことは考えられますが、それ自体をねらいとしているのではない

と書かれています。 

 

 

その一方で、文部科学省・総務省・経済産業省が連携して立ち上げた"未来の学びコンソーシアム"の運営協議会座長は、「我が国の競争力を左右するのは何か。それは「IT力」です。」と断言しています。

 

また、手引書にも

「プログラミング教育は子どもたちの可能性を広げることにもつながります。プログラミング能力を開花させ、創造力を発揮して、起業する若者や特許を取得する子どもも現れています。子どもが秘めている可能性を発掘し、将来の社会で活躍できるきっかけとなることも期待できるのです。」

と書かれています。

 

 

要するに、プログラミング教育必修化によって、その分野の能力を持っている子を育てていき、そしてその能力を生かして日本の国際競争力を強くしていくことを期待しているわけですね。

 

エンジニアあがりの経営者

そもそもプログラマーやエンジニアあがりの経営者というのは世界的に見るととても多いです。

 

世界の長者ランキングでも常に1位を争うMicrosoftを立ち上げたビル・ゲイツ、Googleのサーゲイ・ブリン&ラリー・ペイジ、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、残念ながら亡くなってしまいましたがAppleのスティーブ・ジョブズ、Instagramの社長、スカイプの社長・・・などなどそうそうたる大企業の経営者がゴロゴロしています。

 

日本にはあまり多くありませんが、元ライブドアの堀江貴文、ニコニコ動画のドワンゴ・KADOKAWAの川上量生、グリーの田中良和、メルカリの山田進太郎、2ちゃんねるの初代管理人西村博之など有名人が多いです。

 

上にあげた人々は全員プログラマーとしての力を持ちながら、経営者としてのし上がった人たちです。

子どもが小学生のうちからプログラミングを始めれば「ひょっとしてうちの子がビルゲイツみたいになってくれるかも!」なんて親バ・・・親心を持つのもいいですね。

可能性は十分にあります。

 

まあ現実問題資産10兆円のビルゲイツは無理だとしても、今シリコンバレーでは優秀なプログラマーは年収2000万円でも多くの企業の奪い合いになっているなんて話も聞きます。

 

小学生のうちからプログラミングに親しんでいると、ビジネスチャンスは無限大!

将来の夢は確実に広がります。

 

 

結論!

 「論理的思考」が養われ、「主体性」「創造力」が身につき、「ビジネス」にも強い子どもを育てるプログラミング教育。

やはり、やらせない手はないですね!

 

 

最後に、こんな事例を一つ。

アメーバブログやAbemaTVのサイバーエージェントでは、藤田晋社長がインタビューで「うちの役員がみんな、子ども向けのプログラミング教室があれば絶対にやらせたいと言っていた」「自分の子どもには絶対やらせる」とインタビューで答えています。

サイバーエージェントは多くの事業を手掛けていますが、そのインタビュー後「CA Teck Kids」という小学生向けプログラミング教室を立ち上げています。

 

今日本で最も勢いに乗る会社のうちの一つであるサイバーエージェントの社長や役員がそう考えているの重大な事実を知っているからです。

重大な事実とは、日本が陥っている優秀なプログラマー不足という現状」です。

どこの会社も「良いエンジニアどこかにいないですかねって言っている」が「そんなエンジニアはなかなか出てこない」のだそうです。

 

そして、「巨額の富を生み出すようなサービスを作るのは、技術力。プログラミングができる優秀な人材はどの会社も欲しい。」と述べています。

(ホリエモン×藤田晋「IT界は人材不足だ」https://toyokeizai.net/articles/-/82666)

 

結論!

子どもにやらせたい習い事は、将来を見据えてプログラミングがベストチョイスですね!

 

 

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